脂質異常症のリスク判定について

脂質異常症のリスクの有無についてはコレステロール値を測定したうえで診断が行われます。

基本的にコレステロール値が高いほど脂質異常症のリスクが高まります。診断の基準値となるのはコレステロール値220mg/dlを超えることが一般的でしたが、最近では悪玉コレステールであるLDLコレステロールと善玉コレステロールであるHDLコレステロールの2種類の数値を診断に使用するようになっています。

このうちLDLコレステロールが140mg/dlを超えてしまうと、高コレステロール血症と見なされて脂質異常症のリスクも高くなります。コレステロールの数値の変化は健康を損なう恐れがありますので、なるべく早い段階で治療を始めることが重要です。

コレステロール値の測定は定期的に受けておき、脂質異常症の予防に活かせるようにしましょう。短時間の健康診断でも十分にコレステロールの測定が可能ですので、コレステロールに不安がある人にもおすすめです。

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